第11回日本ニューロリハビリテーション学会学術集会

会長挨拶

大会長 お写真

第11回日本ニューロリハビリテーション学会学術集会
会長 篠田 淳

独立行政法人自動車事故対策機構中部療護センター
社会医療法人厚生会木沢記念病院
岐阜大学連携大学院医学系研究科神経統御学講座脳病態解析学分野

第11回日本ニューロリハビリテーション学会学術集会を令和2年5月29日(金)、岐阜市文化産業交流センター(じゅうろくプラザ)で開催させていただきますことを大変光栄に存じます。

今回の学術集会のメインテーマは本邦のニューロリハビリテーション医学が今後益々発展し、この領域の学術活動が受け継がれることを祈念して「智・技・志の伝承」としました。本学術集会では特別企画として「リハビリテーションロボット」、アカデミックレクチャーシリーズとして「ニューロリハビリテーションの手技」、シンポジウムとして「軽度外傷性脳損傷と高次脳機能障害」と「スポーツイップス」の4つの課題について見識の高い方々、体験された方々からお話しをいただき議論を深めたいと考えています。ランチョンセミナーでは長崎労災病院副院長 小西宏昭 先生に「脊柱管狭窄症の臨床 -診断から治療-」のテーマで講演をいただきます。本学会も令和2年から認定医制度(日本ニューロリハビリテーション学会認定医)が立ち上がります。認定医制度はレベルの高いニューロリハビリテーション医療を提供するための手段の一つです。認定医には臨床神経学の幅広い知識が要求されます。今回の学術集会ではアカデミックレクチャーシリーズを認定医取得のための研修会とさせていただきます。奮ってご参加ください。

岐阜は戦国時代には「美濃を制する者は天下を制す」と言われ、畿内へ進出するための戦略上の重要地点で、斎藤道三による「国盗り」の舞台、織田信長による「天下布武」への拠点となった場所です。令和2年は偶然にもNHK大河ドラマで明智光秀(僅か10日間ではあったが、岐阜県出身で唯一天下を治めた人物)を主人公にした「麒麟がくる」が放映されています。司馬遼太郎の「国盗り物語」の世界では明智光秀は斎藤道三の義理の甥にあたり、織田信長は娘婿になります。明智光秀も、織田信長も斎藤道三の目指した天下取りのための「智・技・志」を伝承してきたはずです。このような理由で本学術集会のポスターには、この3名の岐阜にゆかりのある戦国武将の肖像画を載せました。

5月の岐阜は清流長良川と岐阜城を山頂に頂く新緑の金華山が映える季節です。多くの方のご参加をお待ちしております。

令和元年11月吉日

事務局
独立行政法人自動車事故対策機構中部療護センター内
〒505-0034 岐阜県美濃加茂市古井町下古井630
電話:0574-24-2233
E-mail:neurorehab2020[at]carrot.ocn.ne.jp ※[at]を@に置き換えてください
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